(語学教育センターと中欧文化研究ワークグループ主催)
2016年6月27日 東金キャンパス 中欧諸国(ハンガリー、チェコ、スロバキア、ポーランドとドイツ語圏)は世界的に有名なアニメ製作所とアニメ監督を誇りにしています。これらの国々の言語を勉強している学生のために、先生方がそれぞれご担当の国のアニメを紹介してくださいました。 ポーランド:ウッチ(人形アニメーション)とワルシャワ(セル・アニメーション)の2大スタジオの発足(1947年)、1950年代の国営化から2000年前後の民営化の 歴史とともに、大人気のシリーズ『子犬のレクショ』、片方の耳が折れた『こぐまのウシャテク』、『ボレクとロレタ』(世界89か国で放送)の映像が紹介されました。 ハンガリー: 戦後、映画産業の全体は国有化されましたが、1956年にアニメーション部門が独立し、パンノニア映画スタジオが設立。わがままな都会人の『グスターブ ス』やブダペストの冒険好きな『メーズガ一家』の短編アニメのシリーズは独特なユーモアがあったため、国外でも大成功でした(鴨川キャンパスの報告へ続 く)。 チェコ:東のディズニーと言われる、数々のアニメ巨匠たちはチェコで生まれました。 芸術性の高さや優れた表現力でカンヌやベネチアなどの映画祭で評価されたのです。日本でも知られている『もぐらくん』などが紹介されました。 ドイツ: 国際文化学科の学生二人が発表し、世界で初めての長編アニメが100年前にドイツで生まれたこと、『みつばちマーヤ』が日本の物語ではなく、元はドイツの 児童文学で、1975年に日・独・墺で共同制作した(アニメーションは日本が作った)ことなどの新事実がわかりました。「マウス」など、数十年以来の人気 アニメ・キャラクターも紹介されました。
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ハンガリー語 hangarigo